○県立広島大学大学院学則
平成19年4月1日
法人規程第3号
目次
第1章 総則(第1条)
第2章 組織(第2条―第3条の2)
第3章 職員組織等(第4条―第4条の3)
第4章 学年、学期及び休業日(第5条)
第5章 標準修業年限及び在学年限(第6条)
第6章 教育課程、履修方法等(第7条―第17条)
第7章 入学(第18条―第23条)
第8章 休学、転専攻、留学、転学、退学及び除籍(第24条―第29条)
第9章 修了要件、学位及び資格(第30条―第32条)
第10章 賞罰(第33条)
第11章 授業料等(第34条)
第12章 科目等履修生等(第35条)
第13章 雑則(第36条)
附則
第1章 総則
(目的)
第1条 県立広島大学大学院(以下「本学大学院」という。)は、地域に根ざし、世界的な視野から優れた研究者や高度専門職業人の養成を図るとともに、社会人に対してより高度な教育機会を提供し、さらには、社会や時代の要請に対応しつつ、地域に根ざした高度な研究を行い、その成果を還元していくことで産業や地域社会の発展に寄与することを目的とする。
第2章 組織
(研究科及び課程)
第2条 本学大学院に、総合学術研究科及び経営管理研究科(以下「研究科」という。)を置く。
2 研究科のうち、総合学術研究科に修士課程及び博士課程、経営管理研究科に専門職学位課程を置く。
3 博士課程は、前期課程(以下「博士課程前期」という。)及び後期課程(以下「博士課程後期」という。)に区分し、博士課程前期は、修士課程として取り扱うものとする。
4 この規程においては、前項の博士課程前期を修士課程という。
5 修士課程は、広い視野に立って精深な学識を授け、専攻分野における研究能力又は高度の専門性を要する職業等に必要な高度の能力を養うことを目的とする。
6 博士課程後期は、専攻分野について、研究者として自立して研究活動を行い、又はその他の高度に専門的な業務に従事するに必要な高度の研究能力及びその基礎となる豊かな学識を養うことを目的とする。
7 専門職学位課程は、高度の専門性が求められる職業を担うための深い学識及び卓越した専門的能力を培うことを目的とする。
(専攻及び定員)
第3条 前条の研究科に置く専攻並びにその入学定員及び収容定員は、次のとおりとする。
研究科 | 専攻 | 修士課程又は専門職学位課程 | 博士課程後期 | ||
入学定員 | 収容定員 | 入学定員 | 収容定員 | ||
総合学術研究科 | 人間文化学専攻 | 10人 | 20人 | ― | ― |
情報マネジメント専攻 | 10人 | 20人 | ― | ― | |
生命システム科学専攻 | 25人 | 50人 | 5人 | 15人 | |
保健福祉学専攻 | 20人 | 40人 | 5人 | 15人 | |
経営管理研究科 | ビジネス?リーダーシップ専攻 | 25人 | 50人 | ― | ― |
(人材養成目的)
第3条の2 前条に定める各専攻における人材の養成に関する目的は、次のとおりとする。
専攻 | 人材の養成に関する目的 |
人間文化学専攻 | 多様な国際社会と文化に関する高度な知識を有し、国際交流の発展に寄与するとともに、地域の人々が、生活を楽しみ健やかに生きる力を持つことに貢献できる人材を養成すること。 |
情報マネジメント専攻 | 情報学と経営学をシステム科学分野、社会科学分野及び企業マネジメント分野に分け、3分野の学問を包含した横断的な教育プログラムを提供することにより、各分野のさらに高度な専門知識を教育?研究し、情報化と企業マネジメントの高度化及び各分野における研究開発に対し、指導的役割を果たす人を養成すること。 |
生命システム科学専攻 | きめ細かく柔軟な教育研究指導によって、新規産業創生と地域活性化に貢献する最先端の研究開発技術を修得し、生命システム科学分野での複合領域化?学際化や社会環境の変化に柔軟に対応できる体系的な研究開発能力を備えた高度専門職業人や先端研究開発者を養成すること。 |
保健福祉学専攻 | 地域において保健?医療?福祉分野の発展に貢献できる高度専門職業人の指導者層とその専門性を活かした教育者、研究者を育成する。保健福祉のより高度な知識と技術を一体的に修得し、他の専門職や地域機関と連携する能力を備えることで、保健?医療?福祉に関わる指導的役割を果たすことができる人材を養成すること。 |
ビジネス?リーダーシップ専攻 | マネジメントの理論と実務の架橋を図り、高度の専門性が求められる職業を担うための深い学識及び卓越した能力を持った高度専門職業人としてのビジネスリーダーを養成すること。 |
第3章 職員組織等
(職員組織)
第4条 研究科に教授、准教授、講師、助教その他必要な教員を置く。
2 前項の教員は、県立広島大学の学部の教授、准教授及び講師の中から充てることができる。
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