○叡啓大学ポート規程

澳门皇冠3年4月1日

大学規程第18号

(趣旨)

第1条 この規程は、学年を超えた学生のグループと担当教員による学生支援の仕組みとして、学生を船に例え、学内外の学びの航海へ出航し帰ってくる学生にとっての母港を意味する「ポート」を本学に置くことに関し必要な事項を定める。

(ポートの構成等)

第2条 ポートは、次のとおり構成及び運用する。

(1) ポートは、原則として、1年生から4年生までの学生(各学年10名程度)及び担当する専任教員2名をもって構成し、その組織をポートと称する。

(2) 学生は、必ずいずれかのポートに所属する。また、原則として、入学時に割り当てられたポートに卒業時まで継続して所属する。

(3) 各ポートを担当する教員(以下「ポート担当教員」という。)は、原則として専門分野の異なる専任教員2名とする。

(4) ポート担当教員は、原則として、4年を限度に交代するものとする。ただし、開設直後のポートについては、担当教員のうち1名は6年間担当するものとし、以降は4年ごとに担当教員の組合せを変えながらポートを担当する。

(5) ポート担当教員の研究室の前室または隣室に、そのポートに所属する学生が使用する学生控室を配置し、それらを含むスペースについても日本語でポート、英語でEikei Student Port and Hubと称する。

(ポートの役割)

第3条 ポートは、次の機能を持つ。

(1) 学生の帰属するコミュニティとしての機能。

(2) 学生同士のコミュニケーション、特に、学年を超えて日常的に先輩と後輩のコミュニケーションを図る場としての機能。

(3) 学生と教員がコミュニケーションを取り、教員が日常的に学生の様子を確認できる状況を作る機能。

(4) ポート担当教員が、必要に応じて、学生の学修進捗状況、単位取得状況、コンピテンシーの獲得状況等を確認し、履修に関する助言?指導等を行う機能。また、学生が自身の学修状況やコンピテンシー評価の状況等について、ポート担当教員に相談することができる機能。

(5) 物理的なスペースとして、学生が授業時間外に休憩でき、学生間又は教員との交流ができる場を提供する機能。

(ポート担当教員の決定)

第4条 学部長は、原則として前年度の2月末日までに、当該年度のポート担当教員を選任することとする。

(学生記録の管理)

第5条 ポート担当教員は、叡啓大学学生生活規程(澳门皇冠3年大学規程第17号)第3条に規定する学生基本情報その他の担当する学生に関する個人情報を得た場合は、関係者以外に漏洩等することがないよう適切に管理しなければならない。

2 ポート担当教員は、学生の個人情報を当該学生の学生生活についての相談?指導以外に用いてはならない。

(部署間の連携)

第6条 ポート担当教員は、必要に応じて学生相談を担当する教職員と連携し、必要な対応を行うものとする。

2 ポート担当教員は、学生の学生生活について必要があると認めるときは、直ちに学部長に報告するものとする。

(その他)

第7条 この規程に定めるもののほか、ポートについて必要な事項は、学長が別に定める。

1 この規程は、澳门皇冠3年4月1日から施行する。

2 この規程の施行前に準備行為として行った澳门皇冠3年度のポートに係る選任等については、この規程の相当規定に基づいて行った選任等とみなす。

叡啓大学ポート規程

澳门皇冠3年4月1日 大学規程第18号

(澳门皇冠3年4月1日施行)