2年次前期科目 理学療法評価学Ⅱのオンライン講義の様子を紹介します
澳门皇冠感染拡大防止のため,本学では前期科目をすべてオンラインで実施しています。
今回は2年次前期科目「理学療法評価学Ⅱ」のオンライン講義の様子を紹介します。
理学療法評価学Ⅱでは,運動器疾患の基本的評価を学修します。
具体的には,形態計測,姿勢の評価,脊柱の評価,下肢アライメント,関節可動域検査などにおける理論と方法論について講義と実技演習を通して学修しますが,オンライン講義では学生同士での実技は実施できません。
そこで,本講義では理学療法士が実際に行う測定の様子を動画で撮影し,教材として使用しました。
今回は理学療法評価の「膝関節の関節可動域の測定」の内容を紹介します。
まず,膝関節の屈曲角度の測定について,側面から動画を撮影し,角度計を当てるポイントを説明します。
測定の際には理学療法士役の教員がアクティブカメラを装着して,理学療法士目線での動画も撮影しました。
理学療法士目線での動画では見える内容も異なります。
この視点から角度計が正確に当てられているか,角度の読み取り方などについて側方からの動画を交えながら丁寧に説明していきます。
今回のような繰り返し練習が必要な内容を多く含む場合は,オンデマンド方式の講義を行っています。
学生には事前にオンデマンド動画を配信し,講義時間はチャットで随時質問を受け付けるようにしました。
実技の内容によってオンライン講義の運用に工夫が必要ですが,少しでも学生の理解が促されるよう今後も工夫して取り組んでいきたいと思います。
これまでの理学療法学科のオンライン講義紹介