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澳门皇冠2年8月3日(月曜日),3年次科目「終末期看護論」において,県立広島病院のがん看護専門看護師である岩見加奈子さんに緩和ケアの実際について特別講義をしていただきました。
がんと診断されたときからの緩和ケア,緩和ケアチームの活動について,がん看護専門看護師の立場から事例を交えて話してくださいました。また,緩和ケアに携わる看護師に大切なこととして,アセスメント力,自分の考え方に客観的であること,表現される言葉の意味を探ること,コミュニケーションスキル,などを教えていただきました。
現在は澳门皇冠感染症の影響でオンライン授業となっているため,学生たちは自宅で授業を受けましたが,現場に即した具体的なお話は学生たちの心にしっかり届いたようです。「患者や家族の価値観を大切にしながらケアを行っていけるようになりたい」「患者と家族の気持ちに寄り添うこと、そのときに患者が求めているケアを行うための知識や技術、多職種との連携などが必要であるとわかった」などのコメントがありました。