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2024年12月18(水)は,三井情報株式会社の高瀬恭太郎様に「デザイン思考とアイデア発想の技法」のテーマでお話しいただきました。
普段,我々が利用している商品の価値には,機能的価値と意味的価値が含まれており,デザイン思考とは意味的価値を創出することであると学びました.そして,意味的価値を考えるときに「人間を中心に考える」,つまり「人の暮らしの中に課題がある」ことを念頭に問題を発見し,アイデアを発散することを,ワークを通して体験しました。
ワークでは,「じゃかりこ」をテーマにアイデア発想を行いました。IoTやAIの事例と組み合わせながら、大人が買いたくなる新商品,大人が楽しめる食べ方のアイデアを広げ、個人ワーク,グループワークを繰り返してブラッシュアップしました。
最後にアイデアを発表してもらい,
?カップを4等分して4種類の味を準備し,味を当てるゲーム性を加味する
?高級志向な味を作り,小分けにしてお酒と共に気軽に食べれるようにする
?蓋に二次元バーコードを付加し,仲間と遊べるゲームを紹介する
など,意味的価値を増加させるアイデアがたくさん出てきました。
機能の追求とは異なる,アイデア発想法の面白さにふれ,受講した学生は,真剣にかつユーモアのあるアイデアを出し合うことができました。
参考:
【地域産業コース(情報分野)】IoT?AI特別講義 第2週「森林?林業とDX?IoT」を実施しました
【地域産業コース(情報分野)】IoT?AI特別講義 第3週「実問題解決?意思決定におけるIoT?AI?数理最適化の役割」を実施しました