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2025年9月13日(土)広島市立大学サテライトキャンパスで,県立広島大学?広島市立大学?広島工業大学から3研究室の院生,学部生がこれまでの研究成果について発表する「合同勉強会」(代表幹事:県立広島大学地域創生学部教授 市村匠氏)が開催された。情報系の研究室の集まりで,18名(学生12名,教員6名)の参加者があったが,深層学習と呼ばれる最先端AIに関する研究テーマが多く発表されていた。本学からは,地域創生学部地域産業コース情報分野(2026年度より情報学科)の森田優太さん(3年),橋本朝陽さん(4年),総合学術研究科情報マネジメント専攻の三宅美穂さん(修士2年)の3名の学生が発表した。
合同勉強会は,通常の学会発表とは異なり,発表の後の質疑応答について,時間を制限していないため,会場の参加者とともに深い議論を行うことができる。そのため,用意した「想定」の内容を超えた質問が多くあり,発表者はその場で,自分で考えた内容を述べなければならない。終了時刻を大幅に超過して終了した勉強会であったが,参加した学生は,「相手の話を丁寧に聞く」,「自分の意見を的確に伝える」,「相互理解を深める」,「信頼と敬意をもつ」などを学ぶことができたようだった。勉強会が終了した後も,本学の学生は質問していただいた先生と活発な議論を交わしていた。今後の学会発表,学位論文につながる勉強会になったという声もあり,今後も継続していく予定である。