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川野 綾(かわの あや)

研究者紹介

川野先生

所属: 保健福祉学部 保健福祉学科 看護学コース  職位:講師  学位:修士(保健福祉学) 

研究室: 県立広島大学三原キャンパス3408研究室 

E-mail: kawano@(@の後にドメイン画像を付けて送信ください)

研究内容: https://researchmap.jp/3408

研究に関する自己PR

母乳育児支援に関する研究を中心に進めるとともに,看護師の実践力向上を目的とした基礎看護教育にも力を入れています。特に,乳汁産生の影響要因として腸内環境とエネルギー調整に着目し,母乳分泌を促進する要因を科学的に明らかにする研究に取り組んでいます。

研究テーマ

?基礎看護技術修得に関する研究
?乳汁産生の影響要因に関する研究:腸内環境とエネルギー調整に着目して
?助産師による授乳婦への食事指導に関する研究
?助産師による母乳育児支援についての研究

研究の特徴?内容

母乳育児支援の研究では,乳汁産生の影響要因として腸内環境とエネルギー調整に焦点を当て,より科学的根拠に基づいた支援方法を探る研究を行っています。出産後,母乳育児を望んでいる人は9割程度と言われていますが,母乳分泌には個人差があり,思うように母乳育児ができない人もいます。母乳育児を希望する人に対し,助産師は支援していく必要があると考えています。出産後の母子が母乳育児によるメリットを最大限受け取れるよう,これからも研究を進めていこうと考えています。
また,教育の現場では,「看護の基礎となる知識?技術?思考力をどのように身につけられるか?」という視点を大切にしながら授業や実習を行っています。看護は単なる技術ではなく,その背景にある根拠や判断力が求められるため,学生が主体的に考え,実践につなげられるような学びを意識しています。今後は,こうした教育の取り組みを,研究としても体系化し,より良い看護教育のあり方を探求していきたいと考えています。

受験を検討している方々へ

看護学コースで主に基礎看護学を担当しています。看護師は,患者さんに直接的ケアを行う専門職であり,確かな知識と技術を身につける必要があります。そのため,授業では「どのように学べば知識?技術?思考力を身に着けることができるか?」という視点を大切にし,学生が主体的に考えながら学べる環境を作ることを重視しています。看護の基礎をしっかりと固め,現場で応用できる力を育てることを目標に,授業や実習を進めています。看護学の基盤となる理論や技術を,一緒に学びましょう。

連携協力を検討している方々へ

これまで,母乳育児支援に関する研究を進めており,特に乳汁産生に影響を与える腸内環境やエネルギー調整の要因を明らかにすることで,より科学的な支援方法の開発を目指しています。
また,教育の分野では,学生が単なる技術の修得にとどまらず,知識や判断力を総合的に身につけられるような教育方法を模索しています。今後は,こうした教育の取り組みを研究的に整理し,より実証的なアプローチを展開していくことを考えています。

看護教育の充実に向けて,病院や施設,行政機関と連携し,臨床現場で必要とされる力を育てるための取り組みを進めていきたいと考えています。また,助産学の分野では助産師と協力しながら,母乳育児支援のさらなる発展を目指しています。共同研究や連携をお考えの方がいらっしゃいましたら,ぜひご協力をお願いいたします。

論文リスト

    著書

      専門資格

      看護師免許,助産師免許,保健師免許 

      キーワード

      基礎看護教育,基礎看護技術,助産師,母乳育児支援,食事指導,乳汁産生

      関連するSDGs項目

      3410


      所属別一覧