ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 研究者の方 > 研究者?研究紹介 > 研究者紹介 > 山田 裕紀(やまだ ゆうき)

本文

山田 裕紀(やまだ ゆうき)

研究者紹介

山田先生

所属:保健福祉学部 保健福祉学科 看護学コース 職位:助教 学位:修士(保健学)

研究室:三原キャンパス3408号室

E-mail:yamaday@(@の後にドメイン画像を付けて送信ください)

研究内容:https://researchmap.jp/yukivrscdx​

研究に関する自己PR

救急?集中治療、災害医療等に携わる看護師の思考や看護実践の構造を明らかにし、看護の専門性を可視化する研究を行っています。

研究テーマ

フライトナースが実践する家族ケアの構造に関する研究、新興感染症に対するDMAT看護師の活動の実態と構造に関する研究

研究の特徴?内容

1.フライトナースが実践する家族ケアの構造に関する研究

フライトナースがプレホスピタルで実践する7つの家族ケア(情緒的ケア、安全管理、身体的ケア、情報提供、チーム調整、信頼関係構築、意思決定支援)を抽出し、それらを観測変数としてStructural Equation Modeling(構造方程式モデリング)を実施した結果、プレホスピタルにおけるフライトナースの家族ケア実践は『チームでの安全と情報の提供』『直接的な心身のケア』『安心の提供と意思尊重』の3つの潜在変数で構成される順序性を持つ構造であることが明らかになりました。今後は、質的手法を用いて本モデルの裏付けを行っていくこと、フライトナースの背景や思考過程、様々な要因(環境?患者?システム等)との関連について明らかにしていくことが必要と考えています。

2.新興感染症に対するDMAT看護師の活動の実態と構造に関する研究

阪神淡路大震災を契機に創設された災害派遣医療チーム(disaster medical assistance team:DMAT)の活動は、その後の東日本大震災や熊本地震、豪雨災害などの自然災害にとどまらず、澳门皇冠という未曽有の感染症への対応にまで活動の幅が広がりました。2022年に改正された日本DMAT活動要領にも新興感染症への対応が盛り込まれ、感染症パンデミックも災害として対応することが明確に位置づけられたといえます。今後も何らかのパンデミックが生じる可能性もあることから、質的?量的な調査をもとに、今般のCOVID-19対応におけるDMAT看護師の看護実践の実態と構造を明らかにしていきたいと考えています。

受験を検討している方々へ

少子高齢化が加速する中、これから看護の道を進もうとされている方々は将来の看護界を牽引していく大切な人財です。昨今の医療現場の様相は、疾病構造の変化、高度先進医療の充実?AI化、価値観の多様化など時代とともに変化してきており、看護師として求められるものも多くなってきました。こうした変化に対応し、活躍し続けられるよう教育面からサポートしていきます。まずは学生と看護を“つなぐ”こと、そして基礎教育と臨床現場を“つなぐ”ことが私の使命だと思っています。

連携協力を検討している方々へ

クリティカルな状態にある患者とその家族のQOL向上、クリティカルケア看護の質向上に資する研究に取り組んでいます。この分野の専門家の先生方、臨床現場の方々のお力添えをいただきながら進めていきたいと考えています。

論文リスト

    著書

      専門資格

      看護師, 保健師, 急性?重症患者看護専門看護師, 日本DMAT隊員

      キーワード

      フライトナース, ドクターヘリ, DMAT, 構造方程式モデリング, 家族ケア

      関連するSDGs項目

      34


      所属別一覧