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【助産学専攻科】公開講座「マタニティセミナー ~子育ては妊娠期から~第1回」を開催しました。

印刷用ページを表示する 2023年10月5日更新

【助産学専攻科】公開講座「マタニティセミナー ~子育ては妊娠期から~第1回」を開催

助産学専攻科では、助産学実習Ⅲの中で、
学生と教員が協働して、公開講座の企画?運営を行っています。

今回は、妊婦とパートナー?家族を対象にした公開講座です。
助産師業界では、「出産準備教育」と言います。

第1回:「お産に向けて、身体と心を準備しよう!」を紹介

澳门皇冠5年9月2日(土曜日)の午前に開催しました。
参加者は、妊娠23週~33週までの妊婦さんとご家族、11組でした。
コロナ禍が明け、初めて定員を満たした講座となりました。

公開講座(マタニティ第1回)①

今回のプログラム

  • 妊娠中の身体と心の変化
  • 妊娠中にできること
  • 出産のしくみと経過
  • 出産時の過ごし方

助産師である教員と、助産学専攻科の学生と安田女子中学高等学校の高校生で
お話ししました。

プログラムの中では、グループで自己紹介をしたり、クイズの答えを考えたりしていきました。
グループの中に、ファシリテーターとして助産師学生が入りました。

公開講座(マタニティ)第1回②

公開講座(マタニティ)第1回③

妊娠中の体と心の変化

お腹の赤ちゃん(胎児)の発達に関するクイズの後、
答え合わせをしながら、胎児の成長についてお話しました。
これは、安田女子中学高等学校の高校生と助産師学生がコラボレーションしました。

公開講座(マタニティ)第1回④

公開講座(マタニティ)第1回⑤

公開講座(マタニティ)第1回⑥

出産のしくみと経過?過ごし方

胎児人形と骨盤模型を用いて、胎児が回旋して生まれてくることを説明しました。

公開講座(マタニティ)第1回⑧

いろいろな体験

妊婦体験ジャケットの装着をして、
靴下の脱ぎ着や寝転んで起き上がってみる、
お風呂掃除をイメージしてみるなどを体験してもらいました。

教室にある分娩台に、妊婦さんやパートナーさんに乗ってもらい、
お産の時に、どんな胎位になればいいかなどを考えてもらいました。

それぞれの妊婦さんのお腹の中にいるくらいの大きさの赤ちゃん人形を触ったり、
抱っこしたりして、おなかの赤ちゃんをイメージしてもらいました。

公開講座のアンケート(一部抜粋)

  • 何より参加してよかったなと思ったのは、自分以外の妊婦さんたちに会えたことで、
    当たり前なんだけど自分だけじゃないんだと思えて安心できた。
  • 赤ちゃんのために、今の時点でも健康的な食事をしたり、睡眠をしっかりとったりして
    お腹の中で育てているということが既に赤ちゃんのためになっていることを
    改めて感じられて少し安心した。
  • 出産時のイメージがあまりわかずに不安だったけど、
    実際に分娩台を見たり、どのような体勢でお産に臨むかを教えてもらえたので、
    少しイメージをもつことができた。
  • 赤ちゃんは誰に教えてもらうでもなく、自分で産まれる為の準備をしていることに感動しました。
  • 今後に活用できそうなことは、産後のための準備や、手続きなど、早めにしておくべきこと。
  • 妻への接し方、ホルモンバランスを考えた対応などが活かせそう。
  • もっと妊婦さん同士やスタッフさんたちと話し合い、相談する場があっても良かった。

 

参加してくださった妊婦さんが、より良いマタニティライフを過ごして、
自分らしいお産ができることを、
助産師のたまご(学生)?助産師(教員)一同、祈っています。