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助産学専攻科では、助産学実習Ⅲの中で、
学生と教員が協働して、公開講座の企画?運営を行っています。
今回は、妊婦とパートナー?家族を対象にした公開講座です。
助産師業界では、「出産準備教育」と言います。
第1回の「お産に向けて、身体と心を準備しよう!」は、台風10号の影響を受けて、
オンライン開催となりました。
今回は、第2回「赤ちゃんの特徴?赤ちゃんとの生活を知って、子育てしよう!」の様子を紹介します。
澳门皇冠6年9月7日(土曜日)の午前に開催しました。
参加者は、妊娠28週~37週までの妊婦さんとご家族、10組でした。
初産婦さん7組、経産婦さん3組のご夫婦でした。
今回のプログラムは、以下の通りです。
グループに分かれて、お名前(呼んでほしい名前)、出産予定日、
赤ちゃんが生まれて楽しみなこと、好きな家事or嫌いな家事を自己紹介しました。
ここでは、赤ちゃんの特徴や赤ちゃんとの生活にちなんだクイズを出題しました。
グループのみんなで考えて、「正解」と思う札を上げてもらいました。
「正解」を出した後は、赤ちゃんの特徴や赤ちゃんとの生活について解説していきました。
意外な「正解」もあり、会場は一気に盛り上がりました。
ここでは、産後の生活をよりイメージしてもらうために、
産後の女性に起こる身体と心の変化をお話ししました。
ボードとカードを使って、ワークを行いました。
ご夫婦で、まずは、今の家事や育児の役割分担がどうなっているかを振り返りました。
その後に、今のお腹の中にいる赤ちゃんが生まれてきてからの育児のカードを追加して、
改めて、ご夫婦での役割分担と考えました。
ご夫婦で「どうしたらいいかな」と考えたり、
他のご夫婦の話を聞いて「こうしようかな」と考えたりと、
みなさん、真剣に取り組んでくださいました。
このワークは、今回話し合って役割分担を決めたらいいのではなく、
生活の中で、日々、ご夫婦?ご家族で話し合って、
お互いがよりよく生活できるようにしてもらいたいという趣旨で行いました。
三原市こども安心課の保健師さんから、三原市の子育て支援について
資料を用いてお話をしていただきました。
まずは、助産師学生が沐浴のデモンストレーションを行いました。
今回は、従来の沐浴をお話ししましたが、
新しい沐浴?赤ちゃんのスキンケアのポイントについては、
会場の中のポスターで紹介したりしました。
次は、お待ちかねの沐浴体験です。
ご夫婦で、赤ちゃん人形の沐浴をしていただきました。
各ご夫婦に、学生1名がファシリテーターとして入りました。
各テーブルから、和やかな温かい声が聞こえてきました。
第1回のマタニティセミナーがオンライン開催となったため、
妊婦体験ジャケットや分娩台に乗ってみる、胎児人形を触ってみるといった体験を
空き時間で体験していただきました。
参加者さんから、「こんなセミナーでいろいろ体験できて、
これに参加していない家族は、産後のこと、考えられるのかな?来てよかった」
というお声をいただきました。
学生?教員ともども、うれしい気持ちになりました。
参加者のアンケートを集計後には、
学生と教員で、今回のセミナーを振り返りします。
参加者の妊婦さんご夫婦、ご家族、暑い中、お越しいただき、
ありがとうございました。