4年次前期科目 理学療法総合演習Ⅰのオンライン演習の様子を紹介します
澳门皇冠感染拡大防止のため,本学では前期科目をすべてオンラインで実施しています。
今回は4年次前期科目「理学療法総合演習Ⅰ」のオンライン演習の様子を紹介します。
理学療法総合演習Ⅰでは,学生が臨床実習において担当した症例の症例検討会を行い,治療の問題点や具体的な改善方法についてディスカッションを通して学修します。
しかし,4月7日の緊急事態宣言の発出以降,理学療法学科の学外臨床実習は全て中止となり,オンラインでの学内実習に切り替わりました。オンラインでの学内実習では附属診療センターの症例や模擬症例の動画等を視聴しながら,評価結果の統合と解釈,問題点の抽出,目標設定,治療プログラムの立案等の一連の理学療法過程を学修しました。
本演習では,2月から3月上旬までに実施した学外臨床実習の症例の理学療法に考察を加え,オンラインでの症例検討会を実施しました。
まず,症例の概要についてA3用紙1枚にまとめたレジュメに沿って発表者の学生から説明を行います。
昨年までは実習室でどのように理学療法を実施したかについて実演してもらいますが,オンラインでは実施できません。
そこで今回は「症例が自宅退院した場合,ホームエクササイズをどう指導するか」についてオンラインで実演してもらいました。
学生は自宅にある物を用いてセルフストレッチの方法や筋力増強運動等についてデモンストレーションを行い,学生間で活発な討議を行いました。教員もアドバイスを加えながら演習が進行し,3日間にかけて4年次生30名全員の症例検討会を実施しました。
4年次生の皆さん,症例発表お疲れさまでした。引き続き,卒業研究,国家試験対策,就職活動等にも積極的に取り組んでいきましょう。
これまでの理学療法学科のオンライン講義紹介